手延べそうめんの製造が、日本第2位の島原半島。その生産の中心でもある有家町。 有家産手延べそうめんは、約350年の歴史をもち、長崎県の特産品として九州はもちろん、京浜、京阪神まで販路を持ち、伝統の味は全国に知られている。
ルーツは、はっきりとしていないが島原の乱(1637年)後の幕府の移民対策により、そうめんづくりの盛んであった小豆島からの移住者によって製造技術が伝えられたといわれている。
自然豊かな有家町のきれいな水と良質の小麦粉を使用する職人のこだわりで歯ごたえがあり、のど越しのよい製品を造り出している。手延べそうめんをつくる職人の素麺に対する強い愛着とこだわりが、食する人に情熱の息吹となって伝わり、有家そうめんの愛好者は全国に広がっている。
そうめんづくりも機械化が進み、新旧の手法の違いはあるが、職人たちのそうめんづくりに対する情熱は今も昔も変わらない。
有家産手延べそうめんは、そうめんづくりに携わる人々の情熱の結晶である。
こね
小麦粉と塩水でじっくりとこねていきます。天候や気温によりこねる時間が異なります。
いたぎ
こねた生地を太く長くし、すこしずつ伸ばしていきます。
ほそめ
いたぎで伸ばした麺を今度は撚りをかけながらさらに細く伸ばしていきます。
かけば
細めた生地をまた撚りをかけながら、2本の棒に8の字にかけ、しばらく室箱で熟成させます。
こびき
熟成させた麺を少しずつ引き伸ばしていきます。
はたかけ/乾燥
伸ばした麺を「はた」に掛け更に長い箸で分けながら伸ばしていきます。約2メートルぐらい伸ばしましたら乾燥させます。
裁断
乾燥した麺を一定の長さに切ります。
選別
裁断した麺の形の悪い麺や太い麺などを取り除きます。より、よいものをお客様に召し上がって頂くため、約半日の時間をかけ丁寧に取り除きます。